校長あいさつ

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松江市立皆美が丘女子高等学校のホームページへ
おいでいただきました。

 「松江市の一人娘」と呼ばれる本校は、中・四国地方唯一の公立の女子高校として、松江市のバックアップを受け、これからの国際社会で活躍できる力、地域社会の活力となり、その発展を担う力をはぐくむことをとおして、自分の人生を主人公として主体的に生きる女性を育てています。

 昭和29年の開校以来、本校の生徒たちは、社会への貢献に意欲的に取り組んできました。平成8年度から継続して取り組んだエイズ啓発活動は、特に高い評価を受け、平成15年には、国際ソロプチミスト「ヴァイオレット・リチャードソン賞」を、平成21年度には内閣府より「社会貢献青少年及び青少年健全育成功労者表彰」を、さらに平成26年には「津田梅子賞」を受賞しています。また、ユネスコスクールにも認定され、観光甲子園では2度にわたるグランプリを受賞しています。

本校は、1クラス30人学級という細やかな指導のできる規模のクラス編成で、生徒一人一人に向き合い、生徒たちが夢の実現に向けて羽ばたけるよう、教育活動の充実に努めています。また、生徒たちの夢の実現を、自分のふるさとや、松江市の未来につなげることも本校の使命の一つであると考え、松江市役所をはじめ、市内の様々な事業所や機関と連携した教育活動を展開しています。

 AIの登場やインターネットの普及により今、社会は大きく変わりつつあります。そして、そのことは物理的な距離を簡単に縮め、ダイレクトに世界とつながる環境を作り出してもいます。そのような時代を生き、さらにこれからの時代を創る力を育てる学校として、本校は令和3年度から校名を「松江市立皆美が丘女子高等学校」と変更し、新たなステージに踏み出しました。

のびやかに、いきいきと、乙女たちがそれぞれの輝く青春の時をこの皆美が丘の地でつむぐことができるように、そして、市民の皆様に支えられ、愛される学校であるように努めてまいりたいと思っています。

 皆様には本校を温かく支え、見守っていただきますようお願い申し上げます。
 

令和5年4月
松江市立皆美が丘女子高等学校 校長 中村 訓子