生徒会活動

平成26年度
県民いきいき活動奨励賞受賞

生徒会執行部が平成26年度県民いきいき活動奨励賞を受賞しました。

県民いきいき活動奨励賞について

 島根県では、営利を目的とせず、不特定多数のものの利益の増進に寄与することを目的として自発的に行われる社会貢献活動を「県民いきいき活動」として、それぞれの地域において活動が広がるよう支援しています。
 「県民いきいき活動奨励賞」は、県民いきいき活動への関心を高めるとともに、活動を行っている団体の社会的評価を高めるため、平成17年に創設した島根県知事による表彰制度です。
 これまでに様々な分野で活動を行う82団体を表彰しています。

活動において評価された点

  • 年間多くの回数、エイズ出張講座を行っている。
  • 関連する課題まで踏み込んで勉強しており、代々継続して活動している。

生徒会長コメント

 このような賞をいただくことができて大変嬉しく思っています。
 約20年間、先輩方から受け継がれてきた「エイズ啓発活動」に誇りを持って、今後もより良いものになるよう頑張っていこうと思います。

表彰式の様子

 2月4日(木)に県庁で行われた表彰式に生徒会長が出席しました。その後行われた溝口知事との懇談会では、生徒会執行部の取り組みなどについてお話しました。

島根県環境生活総務課NPO活動推進室が作成したこちらの冊子に、女子高の取り組みなどが掲載されています。

国際協力機構JICAが発行する
「mundi (ムンディ)」に
生徒会執行部が掲載されました!

 国際協力機構JICAの広報誌「mundi(ムンディ)」に、生徒会執行部が行っているエイズ出張講座の取組みに
ついて掲載されました。

 国際協力機構JICAとは、日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際
協力を行っている団体です。女子高は、平成22年からJICAとともに生徒会リーダー研修会を行い、エイズをは
じめとする難病や貧困に苦しむ世界各地の人々の現状や女性の置かれている状況などを学んでいます。

10月1日 生徒会執行部が
「2014年度 津田梅子賞」を受賞しました!

女性の可能性を広げる活動をたたえる「津田梅子賞」に本校生徒会執行部が選ばれました!

「津田梅子賞」について

 2010年、津田塾大学では創立110周年を記念し、「津田梅子賞」を創設しました。そして今年は津田梅子が生まれて150年にあたります。本賞は、津田梅子のパイオニア精神にちなみ、女性の未来を切り拓く可能性への挑戦を顕彰することを目的とします。

女子高生徒会の取り組みについて

 1996(平成8)年に松江市が文部省からエイズ教育(性教育)推進地域事業指定を受け、研究中心校となったことを契機として、エイズの啓発活動を20年近く続けています。地域の小中学校、高校への出張講座を行ったり、近年は児童労働や貧困、平和問題、女性問題などの問題に目を向け、国際協力機構(JICA)主催の国際協力体験プログラムへの参加や、リーダー研修会を行うなどさまざまな問題について高校生としてできることを提案しています。詳しくは下記に掲載していますのでご覧ください。

今回の受賞について

 学校の目指す生徒像にそって、女子高校としてできることを長年地道に実践し、地域社会に大きく貢献していることが評価され、今後のさらなる活動の発展を期待し、今回の受賞に至りました。「国際ソロプチミスト松江」さんの推薦による受賞です。過去には、五輪マラソンで2大会連続メダルを獲得した有森裕子さんや、元法務大臣の森山真弓さんらも受賞しています。10月12日(日)に津田塾大学で行われる贈賞式に、前生徒会長と校長が出席します。

前生徒会長・副会長コメント

 平成8年から続けてきた活動が、このようなすばらしい賞の受賞となり、とても光栄に、また嬉しく思います。エイズ啓発活動は、私が生まれた年から始まっており、先輩方が受け継いでこられ、続けてきて良かったと思います。後輩たちには、今までのことをさらに発展させ、活動を続けていってほしいです。

 今回、このような名誉ある賞を受賞することができ、大変光栄に思います。
 私たち生徒会が続けてきたエイズ啓発活動は今年で18年目になりました。出張講座で小中学生、高校生に教えるだけでなく、JICAの方々にお話しを聞いたり、ソロプチミストさんとの世界エイズデー募金活動など私たち自身の意識を高め、知識も得ることができたと感じています。
 今後も後輩たちにエイズ啓発活動を継続していってもらいたいと思います。

(前生徒会副会長)

主な活動内容

リーダー研修

 生徒会はエイズ予防を呼びかける啓発活動を続ける一方で、世界の実情や日本の現状について広く学習する研修会を行っています。

研修の目的(例)

  1. エイズを始めとする難病や貧困に苦しむ世界各地の人々についての講義を聴いたり、ワークショップを通じて、エイズの現状を知り、生徒会活動の大きな柱である「エイズ啓発出張講座」をより充実したものにする。
  2. ディスカッションやディベートを体験させ、人の前に立って話をするときに必要となるコミュニケーションスキルを身につける。
  3. 生徒会役員相互の親睦を図り、今後の生徒会活動が全員の協力のもとでスムーズに行えるようにする。

 内容(例)

  • エイズや世界の貧困についての講義
  • JICAの方によるワークショップ
  • エイズ予防啓発イベントに向けてのプレゼンテーション準備
  • 問題解決する力、建設的な意見の述べ方を身につけるディベート(トーナメント形式)
  • レクリエーション女子高サミットの報告

エイズ予防啓発出張講座

 本校はエイズ予防を呼びかける啓発活動の一つとして、市内の小・中学校・高校へ出張講座に出かけています。
  出張講座では、本校の生徒会が行っているエイズ予防の啓発活動について、小・中学生・高校生に分かりやすいようにアレンジをして発表を行っています。
 また、各学校・学年に応じて、発表の内容にも工夫をしています。

Act Against AIDS LIVE を主催

 市民の方々にエイズについての理解を深めるため、「Act Against AIDS LIVE」行っています。
 生徒会執行部がHIV/AIDSについてのプレゼンテーションを行い、「HIVとAIDSの違い」「感染経路」「世界と日本の現状」などを紹介します。
 ミュージシャンの方々をゲストにお招きし、生徒と共にディスカッションを行います。
 また、児童労働の問題やフェアトレード商品についてのプレゼンテーションをし、私たちにできることから行動しようと呼びかけを行っています。